設置の趣旨と使命

 筑波大学附属久里浜特別支援学校(以下、久里浜特別支援学校と表す)は、昭和48年9月に国立の養護学校として設置され、国立特殊教育総合研究所(当時、現在は独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)との相互協力の下、我が国の重度・重複障害の教育の発展に寄与した国立久里浜養護学校を前身とする。

 平成16年4月に、自閉症の子供の教育研究を行う場として、又教員が指導の方法、技術等を実践し体得する研修の場として機能を有する学校が必要とされたことから、教育研究の対象を知的障害を伴う自閉症のある子供に変更し、障害のある子供の教育について研究実績の豊富な国立大学法人筑波大学(以下、筑波大学)に設置される附属学校として新たな歴史を歩むことになり、現在に至っている。 久里浜特別支援学校は、筑波大学が設置する附属特別支援学校であり、かつ教育の対象を知的障害を伴う自閉症のある子供と定めていることから、次の3つを使命とする。

(1)筑波大学との連携
 久里浜特別支援学校は、筑波大学との連携・協力の下で、筑波大学の教育・研究の発展・充実に貢献する。

(2)先導的研究の展開と成果の発信
 久里浜特別支援学校は、我が国唯一の知的障害を伴う自閉症のある子供の教育を担う附属学校として、関係諸機関と連携の下、知的障害教育及び自閉症教育に関する今日的な課題に先導的、実践的に取り組み、その研究成果を広く国内外に発信する。

(3)教育の深化と社会への貢献
 久里浜特別支援学校は、学校教育法第72条の目的を実現するための教育を行うとともに、現職教育及び地域支援に貢献する。

※ 関係機関との相互協力
 久里浜特別支援学校は、平成16年7月に、隣接する独立行政法人国立特別支援教育総合研究所と教育研究交流に係る協定を締結し、様々な取組について相互協力する関係を築いている。

【主要沿革】

昭和48(1973)年
9月
国立久里浜養護学校開校(重度・重複障害児を対象とする学校として開校)
平成16(2004)年
4月
筑波大学附属久里浜養護学校となる。(知的障害を伴う自閉症児を対象とする学校となる)
平成16(2004)年
7月
筑波大学と独立行政法人国立特殊教育総合研究所との間で「教育研究協力に関する協定書」を締結
平成19(2007)年
4月
筑波大学附属久里浜特別支援学校と改称する。