令和8年5月11日 ヤギのメイ太くんとくりちゃんとの温かい時間
5月の爽やかな風と心地よい陽ざしの中、横須賀市にあるみちくさラボから、ヤギのメイ太くんとくりちゃんが来てくれました。白いヤギがメイ太くん、茶色いヤギがくりちゃんです。昨年の夏、本校で開催した「保護者とつくる自閉症児と筑波大学生とのサマーキャンプ」(令和7年8月23日、24日 『保護者とつくる自閉症児と大学生のサマーキャンプ』 | 筑波大学附属久里浜特別支援学校)で一緒に活動したご縁から、このたび来校してくれました。



メイ太くんとくりちゃんは、まず幼稚部のなかよし広場へ向かいました。子供たちは、いつも遊んでいる広場にヤギたちを見付けてびっくり。怖くて少し涙が出てしまった子供もいましたが、先生に抱っこされて少し離れたところから見たり、少しずつ近付いてやさしく背中をなでたりする様子も見られました。また、なかよし広場の草をむしゃむしゃと食べているメイ太くんとくりちゃんに、ボランティアの方から草のあげ方を教わり、上手に食べさせている子供たちの姿もありました。
やがてお別れの時間が近付き、メイ太くんとくりちゃんが移動を始めると、もっと草をあげたくて追い掛ける子供もおり、名残惜しい気持ちの中で、なかよし広場を後にしました。






続いて、海の見える遊具の広場である「のびのび広場」へ移動しました。青い空とのびのび広場、そこにヤギたちがいる風景は、とてものどかでやさしい空気に包まれ、先生たちの笑顔もやわらかです。


そこへ小学部の子供たちが休憩時間にやって来て、メイ太くんとくりちゃんに気付き、背中をなでたり、草をあげたりして関わっていました。はじめは少し距離をとっていた子供たちも、そっと近付いて自分からヤギの背中をなでる姿が見られました。



また、学年の異なる友達同士で草を運び、一緒に食べさせる様子も見られました。


お昼休みには、休憩中のヤギたちに近付き「ヤギさん」と声を掛け、ボランティアの方と一緒に「メイ太くん、お休み中だね」とやさしく語り掛ける姿も見られました。



メイ太くんとくりちゃんとの出会いは、子供たちにとって「こわい」という気持ちから一歩踏み出し、安心へとつなげていく貴重な体験となりました。自分のペースで近付き、触れ、関わろうとする姿や、友達と一緒に関わりを広げていく様子は、本校が大切にしている一人一人の育ちの姿そのものであったと感じています。
動物や自然とのふれあいは、言葉だけではないやり取りや、相手を感じ取る力を育てる大切な機会です。今後もこのような体験を通して、子供たちが安心して関わりを広げ、自分らしく育っていける教育活動を大切にしていきたいと思います。みちくさラボの皆様、メイ太くん、くりちゃん、ありがとうございました。

