令和7年7月9日 学校保健実習
本校には本当に様々な方がいらっしゃいます。この日は学校保健実習に筑波大学医学群看護学類の学生さんが来ました。毎年、行っている実習ではありますが、今年度は17名の保健師を目指す学生さんが来ました。
保健師が特別支援学校とどういった繋がりがあるのか?と思うかもしれません。保健師さんの勤務先としては、地域の保健センターや保健所、病院などを思い浮かべるかと思います。ただ、それ以外にも企業では企業保健師、学校では学校保健師として勤めることもあります。また、保健センターに勤めた場合、そこで行われる乳幼児健診などで自閉症とわかる場合も多く、特別支援学校とは割と密接な関係があります。
実習の中身は学校の概要や自閉症児に対する対応等について説明した後、学校での保健関係の仕事や配慮点などについて説明をする形で進みます。また、学校運営や校内の連携体制に関すること、他機関との連携に関すること、子供に対する支援や対応について、家族との連携や支援についてなど、様々なご質問をいただきます。



一通りの説明が終わると、校内を回って、教員の子供に対する接し方や設備などについて見学します。特に保健室については、念入りに見学を行い、子供たちに対する配慮点等についての説明を受けます。
最後に講義室に戻って、質疑応答を行い、学校保健実習は無事に終了しました。職種こそ違いますが、子供たちをサポートする仲間として、頑張っていってほしいと思います。