令和7年6月27日 授業参観 小4国語、小3生活
6月24日から27日まで、今年度第1回目の授業参観が行われました。初日から沢山の保護者の方に授業の様子を御参観いただきました。授業参観の最終日、私もいくつかの授業を参観させてもらいましたので紹介いたします。






まずは小4の国語です。この授業は、谷川俊太郎さんの「つるつるとざらざら」という詩を題材に、具体物の感触をどのような言葉(「つるつる」、「ざらざら」、「ふわふわ」、「ちくちく」)で表せるのかを、具体物に触りながら考える内容でした。この日の言葉は「ふわふわ」と「ちくちく」。全体で今日の授業の目的と流れを聞いたあとは、グループに分かれて、それぞれの方法で「ふわふわ」と「ちくちく」を確認していきます。









グループによって課題は異なります。具体物を触った後、言葉を選択し、なぞり書きをしているグループもあれば、実物に触れ、教員とやり取りしながら、話し言葉を整理していくグループ。実物を触りながら、絵カードで選択して確認していくグループなど。児童それぞれが集中して取り組む姿勢が見られました。









最後に、学習したことを発表する場面がありました。発表の方法も児童それぞれでした。実物を触って、カードを指差して表現する児童、単語で発表する児童、タブレット端末を使って発表する児童、文章を読み上げる児童と本当に様々でしたが、全員がしっかりと表現できていました。



続いて、小3の生活の授業を参観しました。ゴムを題材に伸ばしたり、ねじったりして、それが元の形に戻ることやその感触を確認しました。児童によっては、紐や紙との違いについても考えていました。





後半はゴムを使った手作りおもちゃで遊びました。様々なおもちゃが用意されていましたが、紙コップと乾電池を使ったおもちゃが人気でした。紙コップの中にゴムで留められた乾電池を一生懸命、手でねじっていました。遊びの中で、「こうしたらもっと楽しい!」といった思考の力を育てていくことを目指した授業でした。