令和7年6月10日 ひよこ組見学、授業研究会

 本校では6月から授業研究会を行っています。この日は午前中にうさぎ組と小6年の研究授業がありました。これから全ての学年の研究授業が順番に行われていきます。さて、この日のうさぎ組の研究授業の内容は個別指導でしたので、ご紹介は控え、代わりに年少ひよこ組の授業の様子を紹介します。

 ひよこ組に立ち寄ってみると、自由遊びの途中でした。ひよこ組にお邪魔するのは久しぶりだったのですが、入学当初と比べると安心して、先生方と関わっている様子が見て取れました。しばらくすると、自由遊びが終わる時刻を迎えます。黄色いコンテナが出てきて「お片付けの歌」が始まりました。すると、それまでそれぞれに遊んでいた幼児たちが、遊んでいたおもちゃを持って集まってきます。どんどんとおもちゃをコンテナに入れ、そのたびに先生たちから賞賛を受けます。ちゃんと、関係が出来上がっていて、褒められて喜ぶ様子を見て取ることが出来ました。

 自由遊びの片づけが終わると、幼児たちは自分の椅子を所定の位置へと運びます。朝の会の流れがしっかりと身についているように見えました。6月の歌は「カエルの歌」。全員が集中して、パネルシアターを見ながら歌に参加します。そして、歌が終わると、左側に見える箱(ひよこの学校)から出てきたカエルたちも右側にある「おしまいボックス」の中へと入っていきます。左右の箱を使うことで、活動の始まりと終わりがはっきりわかるような工夫がされていました。

 歌が終わると、次の活動への手掛かりが「黒い箱」に入って出てきます。何が入っているか、みんなで叩いて期待を膨らませます。そして、出てきたのは、青いビニール。プレイスペースに飾られた梅雨の飾りを示すものでした。これを見て、幼児たちはプレイスペースで遊ぶことを理解するのです。プレイスペースに出ると、走り回ったり、紐に吊られた傘を触ったりして、遊び始めました。

 ひよこ組で活動の様子を見ていたら、次の研究授業の時間が迫ってきたので、移動をしました。小学部6年生のいきいきタイムの研究授業です。内容はこれから行っていく草木染の説明でした。4月に行ったたたき染めの復習から入り、新しい作業の流れを確認し、最後に確認用のワークシートを使いながら、まとめを行っていく流れでした。直前まで幼稚部の幼児さんを見ていたこともあってか、6年生がしっかりと学習を進める様子をとても頼もしく感じました。

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