令和7年5月15日 中国 北京師範大学、温州大学からの視察

 今日は中国北京師範大学、温州大学から2名の先生が視察にいらっしゃいました。視察の仲介をしてくださったのは、本校が姉妹協定を結ぶきっかけを作ってくださった筑波大学の先生方です。

 お忙しいスケジュールでしたので、忘れないうちにと記念撮影を最初にしておきました。視察に来てくださったお二方とも自閉症教育に関して、ご高名な方です。最後の画像のお二人が今回、仲介と通訳をしてくださった筑波大学の先生方です。

 まずは学校の概要を説明しました。基本的な考え方や指導については大きな違いはないものの、自治体から交流で来ている先生方の派遣制度や普通小学校との交流学習の進め方など、違いのある部分については多くのご質問をいただきました。質疑応答で時間を使ってしまいそうでしたので、その後は見学をしていただきながら、説明を加えていきました。まずは幼稚部の見学です。1年間のそれぞれの月にある楽しみの掲示や、幼稚部で人気の遊具、コミュニケーションのきっかけになる仕掛けや構造化などについて具体的に見ていただきました。

 小学部の見学では、1年生の教室や6年生の授業などについてご案内しました。1年生のスケジュールや庭遊びの様子、6年生のいきいきタイム(サツマイモの苗植え)の様子などを見ていただきました。また、各学年で行っている栽培、偏食に対する対応等について、意見交換をすることが出来ました。

 最後はランチルームの様子とデモホームについて見ていただきました。ちょうど3年生のお風呂指導の後だったこともあり、教材の一部を見ていただくことが出来ました。

 その後、見学を終え、時間いっぱいまで質疑応答をしました。自閉症教育専門の先生方ですので、緊張もしましたが、子供たちの活動の様子や教材について見ていただき、様々な意見交換をすることが出来、本校にとっても大変有意義な時間となりました。「次は、学生を連れて見学したい。」とおっしゃっていただき、視察を終えました。また、お目にかかることを楽しみにしています。

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