令和7年5月14日 小6授業見学
小6の授業を見学させてもらいました。学校見学等で案内するときは予告をしてから行きますが、普段は予告なく見学をすることが多く、この日も突然の参観です。この日は自立活動の授業といきいきタイム(教科等を合わせた授業)を見せていただきました。






自立活動は個別の課題が用意されています。先生は一人で行える内容をそれぞれに準備し、順番に個別の指導を行っていきます。手先の巧緻性を高める指導や、コミュニケーションの指導など、内容は様々です。ある児童は「たくさん使おう ふわっと言葉」「言わない ちくちく言葉」を整理していましたし、ある児童は誰にでも伝わるジェスチャーの学習をしていました。手先の巧緻性の指導では、すでに扱えるスナップボタンやボタンから始まり、ズボンホック(カギホック)を扱う練習へと進んでいきました。手首に見立てた塩ビパイプと手作り教材を使っての練習です。それぞれの児童に用意する教材の多さ、アイデア、その準備を考えると本当に驚きます。






続いては、いきいきタイム、今日は「肥料をまこう」という内容でした。扱う肥料を見せて、触らせ、手順を説明していきます。作業手順は動画で見ます。前日までに用意した実演動画には楽しそうなBGMも入っていて、児童たちは食い入るように見ていました。準備物もイラストで表示され、児童たちは準備を整えて、外へと向かいます。外へ出ると、そこには自分が座るべき場所(お風呂の椅子)が用意されています。


児童たちはどんどんと作業を進めていきます。さすが6年生と感じ、そして細かな環境設定(構造化)をしている先生方に感心した授業見学でした。