筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

3月16日 今年度一番の思い出~修了式・離任式~ 

3月16日 今年度一番の思い出~修了式・離任式~ 

 卒業生を除く在校生の修了式が行われた。
 
 修了証書を学年代表に手渡し後、今年度最後の「校長の話」をした。学校行事を中心に1年間を振り返った。行事の映像をコンパクトにして6つほど取り上げた。取り上げた中で一番インパクトがあったのは、大相撲巡業わんぱく相撲への参加であった。映像を見つめる子供たちの息を飲むような雰囲気、子供がやっとお相撲さんを押し出して上がる大きな歓声。お相撲さんは映像的にインパクトがあること、始めと終わりが分かりやすい映像であることなどが、子供たちを惹きつけるのだろうか。
 
 本校の授業では、体験したことを「振り返る」とか「再現する」ことをよく行っている。体験を意味あるものとすること、学び甲斐のあるものとすることはもちろん大切であるが、充実した体験であればある程、一過性のものに終わらせずに学習課題として再び取り上げることが大切だと考えている。子供たちの記憶への働きかけである。こうした取組が、言葉や感情を豊かにしていくように思う。今だけを体験するのではなく、過去とのつながりの中で現在を捉える。そうすることが未来に対する期待や見通しにつながっていくだろうと思っている。そうした学習において、映像は大きな力になることを、今日も感じた。
 
 さて、今日は、離任式もあった。11人の教員がこの年度末で本校を去る。本校の教員は約30人であるから、3分の1に相当する。11人の教員と子供たちは数々の出来事を共有してきた。その出来事を子供たちが時々思い出せるよう、残された者が工夫するのは当然であるが、異動した教員も折に触れて顔を見せてほしいと思っている。異動した教員の新天地での活躍を期待する。

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