筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

3月14日 一人一人が持てる力を発揮できた卒業式 

3月14日 一人一人が持てる力を発揮できた卒業式 

 6名が幼稚部を修了し、4名が小学部を卒業した。一人一人が自分の持てる力を発揮できた卒業式であった。その意味で良い卒業式だったと思う。

 3月9日のこのコーナーに書いたが、修了証書をもらいに校長のところまで行けるか不安の残る幼児がいた。今日、彼は、本番の緊張感を想定した教員の心配をよそに、しっかりと自分の力を発揮した。予行で自席を動かなかったY君は、名前を呼ばれてすぐに立たずに心配させたが、少し間をおいて立ち上がり私の前までしっかりした足取りでやってきた。そして証書を受け取ると、ステージを降りる前に会場に向けて証書を開いて見せた。まるで「お父さん、お母さん、もらったよ」と言っているみたいであった。I君も名前を呼ばれてすぐ答えないので、どうするのだろうと思ってみていると、少し間をおいて、素早くステージに駆け上がってきた。本番、独特の雰囲気は感じていたのだろう。どの顔を見てもいつもより硬さが見られたと思うが、少し抵抗感のある気持ちと向き合い、それに負けずに行動した。進路先でも、一人一人が好きなことや進んで取り組めることをたくさん見つけてくれることを願う。

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 6年生の4人は、一人でステージに上り、所作もしっかりしていた。少し緊張感はあったようで動きにかたさ見られたが、それでも立派に証書を受け取った。6年生は、この1年、始業式・終業式の儀式や運動会、そして地域との交流祭りなどで、校歌をはじめ数曲の楽器演奏を披露してきた。今日も楽器の演奏を堂々と披露してくれた。できることに一生懸命、自信をもって取り組む様子が印象的であった。中学校段階になる4名は、自分が頑張ることを見付け努力して実現してほしいと願う。
 
 修了・卒業おめでとう!