筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

4月10日 12名の新しい仲間を迎えて ~入学式~

4月10日 12名の新しい仲間を迎えて ~入学式~

 12名の新入生を迎えた。幼稚部、小学部6名ずつである。今日、入学式を行った。
 
 新入生は保護者と一緒に参加する。手をつないで入場し、隣り合わせの席に座り、呼名されて一緒に皆さんに顔を見せ、校長や来賓の話を聞き、手をつないで退場する。初めての場所になる子供が多いので、保護者に安心の拠点になってもらうのである。

 幼稚部の子供たちは、保護者と一緒のためだろうかそれ程の緊張感はないようだった。正面のスクリーンに映しだされる歌の歌詞やイラスト、校長や来賓の話の際に映し出されるスライドをよく見ながら、大体は落ち着いて参加していたようだ。
 

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 小学部の入学生は、本校幼稚部卒業生が3名と本校以外の園を卒業し本校に入学した子供が3名である。小学部の入学生は、経験の違いが大きいせいだろうか随分と違いがあった。概して言えば、本校の幼稚部卒業の子供たちには余裕があった。少し前に、もっと緊張する卒業式という場で、自席からステージまで一人で移動し、証書をもらうという経験をしていた。今日は、そんなことは求められない上、慣れた場所で、隣にお父さんやお母さんがいる。のびのびした印象があった。
 
 一方、本校以外の園から来た子供たちは、新しい場で大勢の人の中に入る。不安や緊張感があったことだろう。表情が硬い子供や泣き続ける子供もいた。お母さんにしがみつく結果、後ろを見ていることが多くなりがちだった。だが、場所や状況の違いが分かるというのは大切なことだ。それを、どのように理解して行動するようになるか、これからが楽しみである。
 
 昨日の始業式に続き、12名の仲間を迎え、平成30年度が本格的にスタートした。今日からの日々が、喜びや楽しみとともに、がんばりや悔しさもある、そんな心揺さぶられ日々であることを願っている。