筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

久里浜に雪、楽しむ子供たち

1月23日 久里浜に雪、楽しむ子供たち

 昨夜から、関東でも本格的な雪が降り、朝起きてみると一面の銀世界になっていた。ただ、冷え込みは強くないので、いつまで溶けずにもつかなと思いながら、学校に向かった。

 車が頻繁に通る道路では、雪は溶けていたが、歩道では足跡がくっきり残るくらいだから、積雪5cmといったところだろうか。毎年、大雪に見舞われる地域の出身者としては、久しぶりのしかも可愛い積雪である。

 通勤バスの遅れも数分といったところ。校門近くまで歩くと、いつもは静かな校地内がざわついている。少しはしゃいでいる声にも聞こえる。校門をくぐると10人程度の教員が雪かきをしていた。といってもロクな道具はないので、先の尖ったスコップや幅の広いブラシ、整地用のトンボなどを使っていた。雪道に慣れていない保護者のために駐車場の雪を寄せておこうということらしい。私もどんな状況かと校舎を少し回ってみた。見つけた。

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 寄宿舎の前に、高さ50cmくらいの雪だるまだ。昨夜泊まった舎監が作ったようだ。とても可愛い。

 大人にとって、厄介な雪だが、子供たちにとってはまさに天からの贈り物だ。雪と戯れながら登校してくる子供たちの目は好奇の輝きに満ちている。気温が高いので、いつまでも雪はないから、早く触れさせてくれと先生たちに朝の打ち合わせでお願いした。

 幼稚部に行ってみる。子供たちが教室に着くと、まず外へ行こうと身支度を整えていた。グラウンドはうっすらと雪で覆われているが、地面の色も見える。

 雪を踏みしめながら歩いている子供がいる。雪に着く足跡を不思議そうに見ながらゆっくり歩いている。先生を追いかけている子供がいる。先生が子供の方に雪玉を投げると、それを見てニコッと笑った子供。雪をわしづかみにして放ったがうまく飛ばない。近づいてきた先生が雪玉の作り方を教える。まるくなったところで、別な先生を追いかけて投げた。校舎に近いところでは、砂場から運ばれたバケツに雪を詰めている女の子がいた。
雪は、素晴らしい造形素材だ。

 そんな様子をしばらく見ているうちにも、みるみる雪の色が黒くなってきた。だが、子供たちは、雪の白に黒が混じっていく様子も面白いようだ。泥んこ遊びで鍛えられた子供たちはひるむ様子もない。もうしばらく雪が残りますように。

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