筑波大学附属久里浜特別支援学校 Special Needs Education School for Children with Autism,University of Tsukuba

新しい遊具は人気もの

1月10日 新しい遊具がやってきた

 昨日から、3学期が始まった。
 今年は、風邪を引いている子供もなく、元気なスタートを切ることができた。
冬休みの間に、幼稚部の外のプレイスペース(本校では「なかよし広場」と呼んでいる)に、新しい遊具が設置された。
2階建ての遊びの基地のような建物を中心に、右にブランコ、正面と左側に滑り台がある。

 始業式の昨日、この遊具を見つけて目を輝かせていた子供たちであったが、あいにく朝方の雨で濡れてしまい、使えないことになりがっかりしていた。
快晴の今日、外遊びの時間になると子供たちは一目散に遊具を目指して行き、思い思いの遊びを楽しんでいた。K男は、何度も何度も滑り台を滑り降りる。
R男はブランコに乗り、先生に背中を押してもらい満面の笑顔を見せている。
K子は先生と一緒に、小屋1階のキッチンのようなスペースでままごと遊びを楽しんだりしている。
それぞれ、新しい遊具での楽しみを早速見つけたようだ。

遊具①.jpg

 新しく遊具を設置した場所には、かつてジャングルジムがあった。
近くには、砂場もあるのだが、砂場の遊びとジャングルジムの遊びは連動しなかった。
教員が、ジャングルジムに滑り台を設置した。
1m50cm位の板を立て掛けて動かないようにしたのだが、これで遊びが随分広がった。
ジャングルジムを昇り滑り台を降りる、砂場から容器に入れた砂を持って滑り台を上がっていくなどなど。
子供たちは、どのように振る舞えばよいか分かるところでは、元気に生き生き行動する。
遊具には、そうした子供のイメージを触発する「何か」が期待される。
発達が進みイメージが豊かになれば、砂や水といった素材を組み合わせたり、自分たちで材料を集めてきたりして遊ぶ。
だが、本校の子供たちには、イメージを呼び起こすような遊具が期待されるようだ。

 幼稚部の教員たちが、ジャングルジムを撤去して今回の遊具を設置したことには、そんな期待があったのだろう。
今日の、様子を見るとその考えが正しかったことを示している。

遊具2.jpg

 さて、新年のプレゼントになった新しい遊具で、幼稚部の子供たち、そしてその遊具で喜々として遊ぶ様子を羨ましそうに眺めていた小学部の子供たち、これからどんな物語を紡いでくれるだろうか。
楽しみである。